Senna クラス

class Senna

Sennaクラスは、php_sennaが提供するクラス共通の定数を定義します。


クラス概要

<?php
echo Senna::API_VERSION;

try {
  $someObject->someMethod(Senna::ENC_UTF8);
} catch (SennaException $e) {
  if ($e->getCode() == Senna::MEMORY_EXHAUSTED) {
    echo 'メモリ不足です', "\n";
    //...
  }
}

クラス定数

Sennaライブラリ関連

  • API_VERSION (string)
    • Sennaライブラリ(Senna本体)のバージョンを返します。
  • DEFAULT_ENCODING (integer)
    • Sennaライブラリのデフォルトエンコーディングを返します。

文字コード関連

  • ENC_DEFAULT (integer)
    • エンコーディングにSennaのデフォルト値を使うことを示します。
  • ENC_NONE (integer)
    • エンコーディングなしを示します。
  • ENC_EUC_JP (integer)
    • エンコーディングにEUC_JPを使うことを示します。
  • ENC_UTF8 (integer)
    • エンコーディングにUTF8を使うことを示します。
  • ENC_SJIS (integer)
    • エンコーディングにShift_JISを使うことを示します。
  • ENC_LATIN1 (integer)
    • エンコーディングにLatin1を使うことを示します。
  • ENC_KOI8R (integer)
    • エンコーディングにkoi8rを使うことを示します。

SennaAPI成否関連

php_sennaが提供するクラスの各メソッドは、SennaAPIの呼び出しに失敗するとSennaExceptionを投げます。APIが返したエラーコード(sen_rc)値はSennaExceptionクラスのgetCode()メソッドで取得できますので、必要であれば例外をcatchした後に以下の定数と比較してください。

  • SUCCESS (integer)
    • 成功したことを表します。
  • MEMORY_EXHAUSTED (integer)
    • メモリ確保系の処理で失敗したことを表します。
  • INVALID_FORMAT (integer)
    • データファイルのフォーマット不正が原因で失敗したことを表します。Sennaのバグの可能性があります。
  • FILE_OPERATION_ERROR (integer)
    • ファイル操作系の処理で失敗したことを表します。
  • INVALID_ARGUMENT (integer)
    • 不正な引数により失敗したことを表します。
  • EXTERNAL_ERROR (integer)
    • 外部ライブラリAPI(MeCabやlibc等)の呼び出しに失敗したことを表します。
  • INTERNAL_ERROR (integer)
    • Senna内部APIの呼び出しに失敗したことを表します。
  • ABNORMAL_ERROR (integer)
    • 通常ありえない状態になったため失敗したことを表します。Sennaのバグの可能性があります。
  • OTHER_ERROR (integer)
    • 上記以外の原因で失敗したことを表します。

コンストラクタ

private void __construct()

インスタンスは生成できません。このクラスのコンストラクタはprivateです。

メソッド

このクラスはメソッドを定義していません。

最終更新:2008/03/30 10:55